【think】人工血液は間に合うのか
今日、恒例の献血に行った。
久しぶりに血を抜いて、楽になった感じだ。
しかし、献血する人の数が減っているという。
H17で、532万人。H18は、500万人を切ったって?
・・・
長期的には、少子高齢化により献血人口は
ネガティブである。
さらに、生活習慣病が輪をかけると、そもそも
献血できない人が増えてくるだろう。
(なお、生活習慣病だからといって献血できない
のではなく、その病気のための薬を飲んでいると
NGになるようだ。)
血液が減る、ということは血液製剤の原料や輸血用血液が
不足するということ。
考えてみれば恐ろしいことだ。
献血者数を増加させるか、1回の献血量を増やすか、
それとも、献血そのものを必要なくするか。
献血者数を増加させるには、対象者を増やすか、
インセンティブを増やすか、強制するといったところか。
対象者を増やすには、献血拒絶要因にあたらない人、
つまり、まあはしょっていえば健康な人を増やすことだ。
これは何気に難しい。献血よりも、国が躍起になっている
医療費削減のための健康キャンペーンの効果を見ればしかり。
長期的な取り組みだ。
思考実験としては、献血拒絶要因を緩和するって手もある。
科学技術が進歩したら、いけるのかもしれない。
だが、献血による健康への被害の発生確率も上がる。
あとありうるのは、海外からの輸入か。
海外でも人口が増えているのに・・・。
インセンティブを増加する。つまり、献血したくなるようにする。
今でも景品がもらえる。健康診断もしてもらえる。さらに、
献血していたら、輸血代がただになるってことはないみたいだ。
さらに、景品の先は、金銭だ。
しかし、売血を前提としない制度や社会認識においては難しいだろう。
強制する、つまり法令や国民の義務としてしまうことである。
こいつは思想信条の自由やらなんやらの関係で難しい。
とはいえ、強制に近い任意(原則、献血しろ、ただし例外にあたる場合は
しなくても罰しない。)なんてところが限界だろうが、もしかすると、
効果があるかもしれない。
おいらの推測だが、結構めんどくさかったり、忙しかったりで献血に
行かない人もいそうだから、会社や地域と組んで、ちゃんと時間を作って、
任意なんだけど、背中を押してあげるようなキャンペーンすれば、
増えそうな気がするなぁ。
さてさて、1回の献血量は増やせるのか。失血による致死量は、
2000mlらしいから、増量っていう線は将来あるかもしれない。
医学的なことはようわからんけど。
最後に、すばらしいのは、献血をなくすこと。すなわち、
人工血液の発明である。(これは、人工臓器にもいえることだ。)
こうすれば、「ルール」が変わる。
それまで、献血不足が待ってくれればいいのだが。
ありそうなのは、近い将来、献血に一定の強制が生じる
パターンかなぁ。
法令でなくてもいい。
血液不足のため、救われなかった被害者がいて、
それがマスコミにセンセーショナルに伝えられるだけでいい。
献血しないことが、あたかも非国民のようになって、
・・・
あれれ、どっかで見たような構図ですなぁ。
とまれ、自主的な健康診断だと思って、献血に行く、
そんな人が少しでも増えてくれれば、変なことにはならないと
おいらは信じている。