【ing】誰だって小我を大義で飾るんだ(多分)
いや、去年から大河ドラマは結構シリアスですな。
由布姫さん、いいですな。諏訪湖の氷のような。
心中が複雑な役柄をよくこなしています。
さて、久しぶりですが、
今日も勘助の相手は兵力分散 してしまいました。
勝つには、常に相手より多数で(優位に)戦うのが
常道であります。それを整えるのが軍略であります。
ポイントは、長窪城に集中していた軍団を、
敵に分けさせるということと、長窪城に内応者を作る
ことでしたが、普通はうまく いかんよなぁ。
きっと、勘助は相手方の人間関係を綿密に調べた上で、
建前または大義(例えば武田憎し、妥当するぞ。)
というのと、本音または小義(大井えばるな。)
というのを見極めて、口説いていったのだろう。
むろん、柏木、芦田の所領安堵も加えて。
期待したいのは、ドロドロした人間ドラマもいいけど、
どうやって内応者を生み出していったかのプロセスだ。
よく、「いまや時代はうちにある」「いまや正義はうちにある」
といった口説き方が多いと思うが、それだけじゃないよなぁ。
そういうのって、裏切りを正当化するための理由を相手に
与えるものであってさ。本当は、もっと小我から生じた欲求で
内応しちゃうんだと思うから。
例えば、今後の村上調略あたりの真田、勘助の動きで、
鉄の村上軍団が崩壊していくあたりの描写に期待したい。
まあ、そりゃ、笛の音が違うことを聞き分けられる
三条夫人の心の機微も描いていいのだけど。