【ing】神輿は担ぎとおすべし。望むとも、望まぬとも。
たぶん、みんな読んでいる本。おいらも、負けじと読みました。
今日の新幹線の中で一気に読める。
一気に読める本は、たいていいい本である。
たいてい、自伝なんだけどさ・・・。
着目すべきは、設立メンバーの見事な役割分担。
おいらごときがいろいろいう問題でもないので、
読んでない方、一読してみてくらさい。
しかしあれやね。気宇が大きいというか、
思い切り自分を表現しているというか。
足りないのは、やはり自己抑制だ。なんだろうな、この
心のブレーキは。壊さないといけません。破壊の年であります!
さて、風林火山勝手論である。
今日は、信虎追放の前座。つなぎの回。
でも、おもろいやんか。
仲代達矢の信虎イイ。池脇千鶴の三条夫人もナイス。
ちなみに、今川義元もナイスキャスト。
さて、今日の見所は、嫡男義信が誕生して
いること、その義信が諏訪に嫁ぐ叔母の寧々に
もみじを手渡すシーン。
そして、諏訪のだんなは、やがて義信の
父である武田晴信に自害させられる。
その息子(つまり晴信のおい)の虎王は
どうなったのかよくわからんが。
さらに、義信は晴信に謀反して死ぬ。
義信の妻が、今川義元の娘であり、その今川
義元が信長に桶狭間で討たれたので、
駿河をとりに行こうとする父に反発したのだ。
平和なシーンであるはずなのに、後世の人間は
彼らの未来を知っているので、感慨深いのである。
「現実は小説よりも奇なり」なのは、僕らの未来は
今のところ誰も知らないからだ。大いなる存在を除き。
でもって、来週への伏線というべき、晴信が板垣に
謀反を打ち明けるシーン。
板垣にとっては、賭けですわね。
晴信の謀反に乗る場合(乗るのですが)
・失敗すれば命はない。家も断絶になるだろう。
・成功すれば、筆頭家老は確実になりますわね。
晴信の謀反に乗らない場合
(乗ったのですが、くどいけど。)
・晴信を切って信虎に報告することも考えられるが
助命されたとしても、晴信のもり役としての責任に
対する道義、家のためとはいえ手塩にかけた若殿の
命を奪ったことの重み、に絶えられないだろう。
・本人が平然としていても、周りや後世の歴史家は、
その汚れた手を批判するだろう。
・見逃せば、連座で罪をかぶる。
・うまくやれば、ひょっとして信玄を嫌っている
信虎からほめられるかもしれないが・・・。
板垣という武将は、どんな武将だったか、想像する
しかないですが、もり役になるくらいだから、冷静
沈着かつ道徳的にも優れた武将だったのだろう。
とすれば、晴信の謀反に乗らない、という
計算が働き、さらに板垣の家のジャンプアップには、
「乗る」しかない、ということが分かっていたかも
しれない。
もり役といえば、将来のリーダーの支えである。
ということは、もり役を引き受けた時点で、すでに
そのリーダーと一心同体なのである。
ある集団において、一派を形成している場合、
リーダーの判断に従わないのは、得策でない。
みこしを望むと、望まないとにかかわらず担ぐ
以上は、担ぎ通すべきなのである。
さて、この後の楽しみは2つ。
今川義元が、なぜ現在の甲斐国主である信虎でなく、
晴信を選ぶことになるのか???
その時点では今川が選ぶべきは、晴信の将来の
ポテンシャルより、危険な虎の排除でしょうか。
そのあたり、来週また、義元-雪斎コンビが
エロかっこいい暗躍をしてくれるのかもしれません。
それともうひとつ。
今日晴信に助けられた勘助(今日は出番がなかった
ですなぁ。)が、なんで最終的に武田に仕えるのか。
信虎は勘助の敵でもあり、晴信の敵でもあるので、
お互い結びついたのか???