【ing】戦術レベルの勝ちにこだわらないのだ(風林火山ネタ)
何かしよう、って思っても、一歩踏み出せないことが
だいたい9割くらいです。ぶっちゃけおいらって。
いい本ですよ。こんなおいらには目うろこな本です。
潜在意識に働きかけて、ちょっとずつ変えていけばいいとです。
変えたいのに、変わらないなぁ、と思っている人向けの本。
さて、今週からカテゴリーを新設した、われらが風林火山だ。
じつは、先週見逃しました。 www
今日は晴信初陣でございましたな。
海ノ口城はかくて落城いたしました。
今日のポイントは、武田軍が退いた後の
始末に失敗したことでしょうね。
武田軍の総がかりのときには、
相手の取りうる選択肢
(力攻め、水を断つ、というのが 描かれていましたが。)
はすべて予期され、対抗策をうたれていました。
(われらが勘助にであります。)
その後、武田は引きましたが、
「相手は追い討ちかけないだろう」という
予測を立てていました。あぶな~い。
武田に”勝つ”ポイントは実はここだったのですが、
そこから、平賀勢の慢心が始まります。
戦術レベルでの勝ちにとどまってしまいました。
相手にとっての勝ちというのは、信濃進出です。
でも、それを「海ノ口城を落とす」ということと混同
してしまった。
であれば、勘助も言ったとおり、来年も再来年も
落とすために武田軍はやってくるはず。
どうしたらいいのか。そうです。武田を滅ぼすしか、
実は相手の野望を砕く手段は最終的にないのです。
滅ぼさなくても、しばらく立ち上がれないくらい
痛めつけなければ、やがて物量に勝る武田軍に
よっていずれ滅ぼされるのであります。
ここが戦術レベルの勝ちにこだわった、という点です。
その24年後に織田信長が今川義元を討った
桶狭間の戦いが起きるのですが、織田信長は
少数が多数を迎えるに際しての定石である篭城を
選びません。篭城してたとえ追い払ったとしても、
再び今川はやってくるからです。
どうするか。今川義元を討つしか織田勢の戦略レベル
での勝ちはないのでありんす。
むろん、息子の今川氏真の動向はポイントです。
彼が仮に親父くらい力量があれば、あだ討ちとして、
押し出すことができたはず。とすれば織田もピンチ
だったと思います。
とはいえ、”少なくとも”すぐにあだ討ちをできる
ような力量ではないことをわかっていたのかもしれない。
その期間を1年と見て、手を打つことも多分考えていた
のかもしれない。今となってはわからんですが。
それから、はるか未来(笑)。
銀河英雄伝説では、難攻不落を誇る
イゼルローン要塞を、これまた不敗の名称ヤン・ウェンリーが
守る状況において、対する銀河帝国のラインハルトの一手である。
何をしたか、自由惑星同盟に抜けるもうひとつの回廊である
フェザーン回廊を制圧・通過することで、イゼルローン要塞を無力化
してしまった。ゲームが変わったのである。
そこで戦略的な無意味さを悟ったヤンは、イゼルローン要塞を放棄
するのであるが・・・。これはバーチャルなお話w。
さて、時代は24年前。
追撃戦を行わなかった、という誤りによって、
武田軍は信濃への足がかりを得たことになりました。
戦術レベルの勝ちと勝ちと思わないこと、重要だなぁ。
コメント
織田信長の今川義元討ちについては
「信長の棺」に面白い解釈が載っています。
お時間あればご覧あれ
投稿者: ゆいち | 2007年02月26日 11:01
>ゆいちさん
信長の棺(それから秀吉の伽)
でしたっけ。
読みたいと思いつつ、文庫が
出るのを待っております。(笑)
情報ありがとうございます。
どんな新解釈か楽しみです。
そういえば、「風は山河より」
にも着目しております。
投稿者: ふた | 2007年02月26日 23:46