硫黄島が最近ブームのようで。
影響されていないとはいわないけど、上述の本を読んだ。
アメリカという国を知り尽くしていたがゆえに、アメリカとの
開戦に反対し、それがために中枢部に嫌われ、知り尽くした
アメリカとの対戦のために硫黄島という死地に送られた栗林中将。
しかしながら、本土を守る一心で、虚構を選ばず死線にあって、
なお、合理的精神を失わず、軍務を全うした知将。
その硫黄島からの手紙を中心に綴ったエッセーであり、
涙無しには読まれないものである。
(最近は涙もろくていけねぇ。)
虚栄と背徳に満ちた美辞麗句をもって、自らの
責任放棄をしていた当時の軍部と異なり、あくまで、
与えられたミッションを果たそうとしたかということが
よくわかる本である。
いつの時代でも、対立の図式は
★自らが築き上げた(と思い込んでいる)虚構にたって、
現場も知らずにえらそうな言葉を並び立て、破滅に追い込み
いざ破滅を迎えてもしゃあしゃあと生き残っている糞よりも
うんこ野郎の人間
★あくまで現実を見据えて、正しいことを主張しているが、
うんこ野郎の手によって抹殺される人間
である。
今の仕事場もそうである。
ただ座っているだけ、ただミーティングに出ているだけ、
それだけで自分は現場を知り、自分の言うことこそが、
絶対に正しいと主張する破廉恥なマネージャー。
必ずといっていいほど、すごく大切な場面で、自分の
受かりもしない資格試験の勉強のためにプロジェクトを
欠席する、欠席しているくせに、自分の思うように進んでないと、
たとえ客が望まなくても、自分の意見に固執して押し付ける
頭の硬い、というか、正直頭の悪いリーダー。
こいつらの言うことは大体、評論家。大本営発表。
やってられるか、こんな糞みたいな環境からさっさと
足は洗うべし、ということを痛切に教えてくれた本。
しかし日本の歴史を見てみるとやはり、
情緒や人間関係、自分の築き上げたものが優先されて、
論理的に正しいことを主張する人間が虐げられる、そういう
構図は変わっていない。
正しいことをいうべき識者がその場しのぎの発言をして、
そうでない人間が虐げられる。
自分や同じ階級の人間が努力しているのに、
それを、あたかも自分の手柄のようにして、
(本当に何もしないねんて、うちの上司どもはな!)
自分の評価を高めようとする糞やハエのような連中。
そういうモラルハザードが日本国中に蔓延している気がする。
モラルハザードをくじくべし。あなたの身の回りにもいるはず。
肥溜めが似合うのに、都内の一等地に住んでいる糞野郎が!