【ing】あわせて読む
今日、国会図書館で調べ物と意気込んで行ったら(学生みたいだ・・・。)
お目当ての雑誌が関西館にしかないと。とりよせに3日かかると。ふざけるなと。
地方振興としての蔵書の分散などごめんだ。だいたいなぜ洋書が関西で、
和書が東京だ。解せん。京都においときゃ、ルーズベルトだって空襲しないってか?
時間があまってしまったので、話題の「下流社会」と「国家の品格」と一気に読んだ。
まず「下流社会」。こいつは、話題性に富む分析だが、下流で何が悪い。
負け犬で何が悪い、というおいらの中に巣食う疑問になんら答えていない。
これに答えが出ないと、下流社会化はとまらないし、とめたくない。
警鐘を鳴らしたり、企業のマーケターに下流に対するマーケティング上の
示唆を与えるという意味では良い本だと思いました。
次に「国家の品格」。こちらは、数学者が論理の限界を論じているという意味で
示唆に富む本。ビジネスの現場で求められるものって、最終的に情緒とか感性
なんですよね。むろん、論理性や英語力とか各種スキルは重要なのだけれども。
論理の大前提は情緒で決まると断言する著者は偉い。そうだろうと思っていたが。
こういう主張を数学者や科学者など純粋理性系のヒトがどんどんするべきだ。
それが積み重なっていくことで非論理的な説得力を持つはずだ。
昔から優れた科学者は優れた宗教家、哲学者であったことを思い起こされる。
アリストテレス、ソクラテス → アインシュタイン、オッペンハイマー
あと、善悪の判断は価値観の押し付けだ。押し付けることこそ教育だ、という
主張に賛成。でも、それを国家がやるべきなのか、家族がやるべきなのか、
まだ結論は出せない。個人的には一定の宗教や道徳感を持たないなんて、
信じられないし、そんな人間は信用できないのだが、だからといって、他人にまで
こうした価値観を押し付けることもない。
「神」を軸にグループ再編が進んでいくだろう。
でも、神はまだ目覚められないのだが・・・。