【インタンジブル】目に見えないものを測る
お客さんの勧めでコーポレートレピュテーションという本を手に取った。
(いわれて読むようじゃ本当はいけないんだけどね。)
コーポレート・レピュテーション―「会社の評判」をマネジメントする
書評が主眼ではなく、あくまでそういやおいらこんなことの
研究というか、実践をしたかったんだ、というのを思い直していた。
えらそうなこというと、歴史って人間が知覚できる世界を広げてきた軌跡だと思う。
まず、相手を相手として認識した。いや、自分を認識したのかな。ともかく、
内と外という概念ができてきたことによって、世界が誕生した、といわれる。
まあ、そこから何千年かたって(はしょるけど)、数を認識した。
でも、象が象として、カテゴライズされること、そして1頭、2頭なんて
数えることを覚えるまで、すごく大変だったんだろうなあ、と思う。
そんでもって、分類学とかいろいろでてきて、なんやしらんけど、今の我々は
カテゴライズのとりこになっちゃって、ほんまにカテゴライズできるのかわからん
ものまでいっしょくたにしとる。大分類、中分類、小分類とか平気でエクセルに
打ち込みよる。(おいらのこと。)
話はそれだけど、価値も測れるようにしよったのが、お金。
で、最近はなんでもかんでも、最終的にお金の価値に換算しようという趨勢。
とくに、目に見えないもの、バクッとしているものをお金という尺度に、
みなが納得できる形で変換するのが、どうも今のフロンティア。
おいらも、それにすごい関心があって、大学院のとき、日本のソフトウエア投資の
効果測定をした。そのころのわくわく感、がこの本から伝わってきた。
目に見えないものを測定する手段としてお金の価値に変換するのが
主流だし、それ以外の方法がないようにも思えるが、他に方法がないものか。
そういうインデックス化の手法を研ぎ澄ませて行けば、そこにひとつの境地が
あるような気がしないでもないなあ。