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【書評】坂の上の雲

お恥ずかしいことながら、この大著をようやく今読み終えた。

日露戦争というのは、
人智を尽くした、でもなお天佑によって勝った戦争だ、
ということなのだろうか。

だから、おごっちゃ、だめだったんだろうね。

それより、個人的にはまた一人秋山真之という人物を
発見したことに喜びを抱いている。

日本海海戦で連合艦隊は世界で初めて艦隊戦に
集団戦術を取り入れた、といわれているが、そのための
基礎研究が半端じゃない。

近代の戦争もさることながら、村上水軍の戦術、という
古来の水軍も研究している。さらに、陸戦にも範を求めている。
これを咀嚼して、一つの戦術理論を生み出している。

その物事を帰納する能力は憧憬の対象である。

坂の上の雲〈1〉

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