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2005年07月31日

限られたリソースと融通無碍性

センス&レスポンスだっけっか?
昔、最初に組織の話を聞いたときにでてきたキーワード。
しかし、「刻一刻と状況に対応できる柔軟性を持つ組織」は
一見優れているようでいて、実は戦略性に欠けるのではないか、と
まあ言われていることであるし、そうではないかと思う次第。

でもなんでそういう組織は戦略性がないのか、って部分、
実はちょっと悩んでいたのですが、おそらく外界の事象に
対して、組織を変化させるには、タイムラグが生じるから
なんだろうと最近ようやく見えてきた。

タイムラグ、というと、次のようなことかなあ。
・変化を洞察するラグ
・変化に対応するラグ

こいつらを極端な話ゼロにできれば、
融通無碍なる組織は一つの組織としてありうる、のではないか、と。

で、どうすればいいのかといえば、

変化を洞察するラグを短縮するには、
情報システム、意思決定システム及びアナライザーのスキル

変化に対応するラグの短縮には、
計画のオプションをあらかじめパターン化?
イメージとして、艦隊や航空機の編隊があらかじめ定めているようなやつ。

んー、あまり現実的ではない。
というか、変化に対応する、っていうことがどういうことか、
もっと研究する必要があるなあ、と信長の野望をしながら思った。

(実は島津との同盟を破棄して、人質が処断された挙句、
領内で百姓一揆が起きまくって、やばいのである。)

2005年07月30日

【書評】坂の上の雲

お恥ずかしいことながら、この大著をようやく今読み終えた。

日露戦争というのは、
人智を尽くした、でもなお天佑によって勝った戦争だ、
ということなのだろうか。

だから、おごっちゃ、だめだったんだろうね。

それより、個人的にはまた一人秋山真之という人物を
発見したことに喜びを抱いている。

日本海海戦で連合艦隊は世界で初めて艦隊戦に
集団戦術を取り入れた、といわれているが、そのための
基礎研究が半端じゃない。

近代の戦争もさることながら、村上水軍の戦術、という
古来の水軍も研究している。さらに、陸戦にも範を求めている。
これを咀嚼して、一つの戦術理論を生み出している。

その物事を帰納する能力は憧憬の対象である。

坂の上の雲〈1〉

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