立場を超える
2年ほどハードな部類に属する仕事をしてきたが、公私ともに気づかされたことが多い。
その中で、自分のモチベーションを維持する方法について考えることが多かった。
モチベーションは何もしなければ時間とともに減少する関数だろう。
それを上向きに保つには、何らかの目的や手段が必要。
仕事に対するモチベーションを維持する目的や手段としては、
・自分のため(自己顕示欲、自己成長意欲、財産等)
・他者のため(家族、顧客、友人、社会等)
などいろいろ考えられるが、これらの成分を人それぞれの割合で組み合わせながら、
自分のモチベーションの手綱を手繰るのだろう。
で、結論として自分を観察した結果、
「自分でなければできない仕事や人とは違う仕事であるほど燃える」
ということがわかった。
かつて組織の立ち上げに関わったとき、必要な事務の一切を取り仕切る事務局のトップとして
自分のモチベーションを維持できたのは、そこに代替可能性がなかったから。
組織が大きくなり、役職の業務もぼんやりとできてくると、モチベーションを維持するのが大変だった。
大企業はしかし、ナレッジマネジメントの言葉もあるくらいで、情報をできる限り共有し、
組織としてのノウハウを活かす方向で行動するので、たとえ自分が新しい何かを身につけても、
すぐに共有を要求される。
あるいは、教育と称して自分がやりたいと手を上げた仕事はやらせない。
こうであるからこそ、「自分でなければできない仕事や人とは違う仕事であるほど燃える」
を作りたがる人間としては、モチベーションを維持しようと苦労していたのだ。
うむ、やはり組織人には向かない性格なのだろう。
だからこそ、早く「持つ人間」になりたいのである。